(財)全日本スキー連盟・鈴木会長 秋田のスキーを語る!
この度、我が秋田県スキー連盟・鈴木洋一会長(66)が(財)全日本スキー連盟(SAJ)会長に就任致しました。
これを機に、新会長から抱負やスキーへの熱い想いを語っていただきました!
菅原:SAJ会長就任おめでとうございます。
新会長として、まず最初のお仕事について伺います。
鈴木:順調だよ。鹿角市はビックな大会に慣れているし、わか杉国体のノウハウもある。
ただし、選手強化の準備期間が短くて、昨年の皇后杯は是非。できれば天皇杯
も取りたいね。
開催まで時間のない状況で佐竹知事がOKを出さなければできなかった。
もちろん、鹿角市もインカレを控え大変だったけど、鹿角市長の英断だったよね。
聞き手:秋田県スキー連盟副会長 菅原梯祐
平成22年11月13日(土) 秋田市にて
菅原:本日はお忙しいところ、たいへんありがとうございました。
鈴木:ありがとう。さまざまな経緯はあったが、1日も早く新体制を構築したい。
引受けた以上は関係者一丸となってスノースポーツの発展に誠心誠意
臨みます。秋田県のスキー関係者の皆様には引続き、ご支援をお願い
したい。課題はスキー人口の減少に歯止めをかけること。トリノやバンク
ーバーで叶わなかったメダル奪取に向け選手強化に力を入れたいね。
菅原:スキーの普及発展にマスメディアの活用は難しいでしょうか
鈴木:昔のオリンピックでトニー・ザイラーが3冠を取ったときの「黒い稲妻」や
80年代後半の「私をスキーに連れてって」など、映画を見てスキーをしたい
スキーが上手になりたいと思ったものね。「SKINOW」の海外ロケ、ヘリで登
って滑ってくる。ワクワクしたね。海外ロケは無理でも、県内のスキー場で
撮影したら楽しいと思うよ。秋田県スキー連盟として、考えてみたら!
菅原:スキー人口の減少は秋田県スキー界でも深刻な問題です。対策に
ついて伺います。
鈴木:秋田県には強い選手がいる。コンバインドやジャンプでは高橋大斗
選手・小林範仁選手・湊祐介選手。彼らはオリンピックや世界選手
権で活躍している。
教育本部ではナショナルデモンストレーターの水落育美選手・藤田
潤子選手。SAJデモには兼子稔選手がいる。強い選手の存在と、
スキー人口を増やして裾野を広げることは表裏一体。強い選手に
憧れて子どもたちがスキーを始めると将来スキー人口の増加に繋
がるとおもう。選手強化と、子ども達にスキーを経験させること。どち
らが優先ではなく、どちらもやらなければならない。前々から、県教
育委員会に小中学校の「スキー授業」の働きかけを行ってきた。
「スポーツ立県あきた」とのからみもあり、県教育委員会が今年度
から「スキー授業」を行う小中学校へ補助制度を立ち上げた。
この制度を広めて、子どもたちへの動機づけになればいいと思う。
鈴木:我が県は貴重な雪あり県。スキーは雪がなければできないスポーツだし、
何歳になっても気持ち良く爽やかにできるスポーツなので、是非お友達を
いっぱい誘って、一人でも多くの子どもたちにスキーを楽しんでもらいたい。
その中から、世界で活躍できる選手が育ってくれればいいと思う。
とにかくスキー場に行ってみて!と言いたいですね。
菅原:最後に秋田の子どもたちに一言お願いします。
菅原:このへんで、会長ご自身のスキーについて伺います。かなりのテクニック、特に
不整地が素晴らしいとの評判ですが。
鈴木:今シーズンに協和スキー場を会場に、「お孫さんと祖父母の方」
で「スキーに行こう!」という取組みを教育本部でやろうとしている。
スキーは最高の生涯スポーツ。年齢差のある人どうしが同じ楽しみ
を味わえる。是非お孫さんと一緒にスキー場に来てほしいね。
菅原:ところで、来年の2月には冬季国体が鹿角市で開催されますが
準備はいかがですか。
菅原:私達が子どもの頃(半世紀ほど前)はその辺でスキーができた
が現在はスキー場に連れて行かないとスキーができない。
誰が子どもをスキー場に連れていくかが問題ですが。

鈴木:深雪が好きで、毎年ニセコに深雪を求めて行くんですよ。整地されたゲレンデで
ゆっくり滑っているのが嫌で不整地ばかり探して滑ってますよ。
子どもの頃は、学校から帰ってくると毎日スキーだったし、冬休みの宿題もせずに
毎日朝から晩まで滑っていたね。冬休み最終日にもスキーをやりたくて、最後の
1本で転んで、足を骨折したんだよね(笑)。こういった環境も大事なんだよね。
昨年は準指導員検定にも挑戦したが、国体の日程と重なり受検できなかった。
養成講習までは修了し。「鈴木洋一」が「鈴木洋一」に修了証を渡しましたよ(笑)
今シーズンは忙しくて無理だけど、次のシーズンには再チャレンジしたいね。